賢約事例16(世帯分離を断られたSさん

事例紹介

ご相談内容

板橋区在住、50代会社員、数年前に離婚して一人暮らし。
住民票は太田市の実家にあるが、仕事の関係で板橋区にマンションを借りています。
実家には80代の母がいるため、週末は実家に帰っています。
現状について適正に手続きできているか診断してほしいとのこと。

ご相談前

Sさんは、別のところに住んで母親の面倒を見ていたにもかかわらず、世帯は同一のままで、扶養控除の手続きもしていませんでした。

ご相談後

扶養と世帯分離を提案しました。
5年遡及して扶養に入れることにより、約80万円が還付されました。母親が急に入院することになって、医療費がかなりかかると思っていたが、世帯分離していたために、医療費や食事代の軽減が受けられて、1ヶ月の医療費が3万円もかからなかったとのこと。

専門家からのコメント

Sさんは、役所に行き世帯分離の手続きをしに行ったが、「保険料などが安くなると聞いてので。と言ったら、世帯分離できないと言われた」とのことでした。そもそも、手続きの理由など言う必要もないのですが、Sさんは実態として別々に住んでいるのだから「実態に合わせるためといえばよかったんです」とお伝えしました。

タイトルとURLをコピーしました