ご相談内容
70代のご両親も元自営業者で、群馬県に40代の妹と住んでいます。 両親は今のところお元気で、公務員の妹の扶養に入っているとのことですが、両親が要介護状態になったら、両親の年金では介護費用が賄えず、妹に経済的にも肉体的にも負担をかけてしまうことをAさんはずっと心配しています。 妹様自身も、もしもの場合は早期退職をしなければと思っているとのことです。
ご相談前
ご両親は妹様の税法上の扶養には入っているものの、同一世帯だったため、介護保険料と後期高齢者医療保険料が少し高いと感じていました。
ご相談後
世帯分離をお勧めしたところ、ご両親の介護保険料・後期高齢者医療保険料が軽減され、年間13万円も安くなることがわかりました。 さらに、ご両親が要介護になった場合には、障害者控除対象者認定書により妹様が障害者控除も申告でき、納税額がさらに下がることがわかりました。
専門家からのコメント
世帯分離をしたことにより、今後医療や介護が必要となったときにも、医療費や介護費の軽減が受けられるため、ご両親の年金で一般的な介護は十分に受けられます。