賢約事例9(施設に入れるお金がなく、介護離職したSさん

事例紹介

ご相談内容

尼崎市在住、50代男性Sさん、年収190万円、独身。
両親と同居していたが、父が倒れて要介護5になり、母が介護していました。
平成27年夏に父が亡くなり、母の認知症が発症。要介護1の認定を受けました。それからSさんは介護離職をし、母の介護に慣れたころに短時間勤務で再就職しました。
現在も母をデイサービスに送り出してから出勤し、母が帰ってくるまでに帰宅しています。

ご相談前

母の年金は年間50万円しかないため、介護費用が家計を圧迫していました。
さらに平成30年に状態が悪化し、要介護4になりましたが、それでも費用の問題で、施設には入れられないとのことです。

ご相談後

お母様の保険料や介護費用などが大幅に削減されました。
特別養護老人ホームの申し込みについても少しでも早く入れるためのコツをアドバイスしました。さらに、Sさんの扶養にお母様を入れて、障害者控除を申告しました。還付金額は約40万円。

専門家からのコメント

賢約サポートにより、Sさんとお母様との世帯分離を提案しました。
これにより、このように、世帯分離しても、親を扶養に入れることは可能です。
これ以外にも、見落としがちな制度について、以下の記事にまとめていますので ぜひ、ご覧ください。 「すぐに使える公的制度7選」

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